あしたはきっといい日になる!

毎日つらい。いつかこんなこともあったなって懐かしく思える日まで。

カウンセリング

フリースクールのようなところのカウンセリングに両親でいってきた。

 

さいころから現在までの様子などを伝えた。

 

「本人には何かしんどいところがあって、野球をすることで

自己肯定していたのかもしれませんね」

 

「本人がつらいと思っていることを両親が望まないでください。」

(母→学校に行ってほしい、父→また野球をやってほしい)

 

「今の義務教育のこの少しの時間より、これから先の人生が長い。

もしこのまま高校等に進学したとしても、根本的なことを解決していないので

また同じことを繰り返す。学校でも社会でも。それは本人もとても辛いこと。

自分のしんどいこと等に気付かせて自己肯定できるようにして、これから先

長い人生を生きやすくする。」

 

「本人にもあってないし、今回の話だけで長男のことは分からないが、

会えたら分かる(今までかなりの人数をみてきた)し、集団の中に入って

活動していくことで見えることがある。

そのためには、両親はかなりの覚悟が必要ですよ。

長男には会えないから、カウンセラーの私に代わって長男に声をかけ続けること。

あなたのことを愛していて、とても大切な存在なのだということを。」

 

「一番大切なのは命です。」

 

「お母さん、泣く気持ちもわかりますが、

泣くというのは、本人を認めていない理解していないから。

学校に行ってほしいと思っているから。

中学校に行かなくてもいいんです。

大学生なんていろんな年代の人がいますよ。

もし、子供の命が危険にさらされているときに涙がでますか?

守らないと、と必死になって涙なんてでないと思いますよ。

このままの状態をつづけるとどんどん自己肯定も低くなり

自分なんて生きている意味があるのだろうかと考えるようになっていきます。

命がなくなったら終わりなんです。」

 

「ゲームなんて、元気になってもみんなゲームばっかりです」

 

 

とりあえず備忘録。

きっともっといい言葉で言ってもらってたと思うけど。

 

特に印象強かったのは、「野球をすることで自己肯定していたのかも」

ということ。

長男は世間一般で言うような本当に当たり前のようなことをするのが

苦手なところがある。

小学校入学してから今までずっと思ってたし注意してきたし治らなかった。

その中でずっと続けてきていたという野球は心の支えだったのかもしれない。

でもその野球も本当はしんどかったのかもしれないし、

中学になってからは人間関係がうまくいかずしんどい思いをしているのでは

と心配することも多かった。

それに気づいていたのに無理させていたんだよね。

がんばっていたのに

頑張っていたことにプラスの声かけなんてお母さんしてなかったね。

ごめんね。

 

学校行かなくていいんだよ

 

って私が自分自身に必死で言い聞かせて、今はそう思っているつもりでも

やっぱ心の奥底には

行ってほしい

行ってくれてたら

って気持ちあったよ。

 

長男のこと、いろいろ聞かれたけど今まで長男がどうだったかあやふやで

はっきり答えれないことも多かった。

 

わたし、向き合っているつもりでちゃんと長男のことを

見ていなかったのかなって思った。

”いままで一生懸命向き合って子育てしてきた。

でも弟ができて、仕事もあったし、いろいろいっぱいいっぱいやったし

そんなにはっきり覚えれんよ”

っていつも自分に言い訳して正当化してきた。

自分が出来ていないくせにきっと子供には「しなさい」と言っていた。

 

まず、私がかわる。

主人も変わる。

 

長男がこれから先の人生、少しでもしんどくないように

出来ることを精一杯やっていきたい。

 

私、これから先もたくさん泣いちゃうと思う。

でも、長男を理解してないわけでも長男のせいでもない。

 

あなたは、今までもこれから先もずっと

一番最初に私たち夫婦のところにきてくれた

かけがえのない大切な存在だからね。