あしたはきっといい日になる!

毎日つらい。いつかこんなこともあったなって懐かしく思える日まで。

本①

「学校はちょっとくらい辛くても行くのが当たり前」

という信念が全面展開していて、子供は何が話せるか?

何を分かってもらおうとするか?

多分「むり」で終わるだろう。

 

三日も続けて休んでいるのだから、本人はしんどいに違いない

「自分にはそのしんどさが簡単には分からないのだ」と思うこと

「即効薬はない」とわかること

「今までかなり我慢してきたんだろうな」と思いやること。

まずはそこから始める必要がある。

 

子どもが不安や苛立ちなどの気持ちを出してくれた時には

出してもらえるような親になった、子供に認めてもらえたと思っていい。

そこから子供と一緒に、どうやって行こうと考えていければいい。

 

親が万点主義で間違いを否定して生きていると子供はきつい。

 

子どもは立場が弱いことを自覚して、権力を振りかざさない。

これまでにしてまずかったことをこれからはしないようにすればいい。

親が「こうできなかった」と自分をすごく否定してしまうと

子供の方も否定感が強くなるので、それよりも

これからどうしていきたいのかを親も子もそれぞれ考える

 

「間違える力」が必要。間違いえたり、言いすぎたら、後からでもいいから謝る。

 

自分の不安は子供の不安とは別だと認識して「これは自分の不安なんだ」

と言えたらいい。

自分の不安をどうにかしたいがために、それで子供を何とかしようと頑張ると悪循環。

 

エンパワメント

自分はダメだ、自分が悪いからこうなってしまった。と、

抑圧してしまうと身動き取れなくなり苦しくなる。

そこから外的抑圧となるものをなくしていく、減らしていくと

自分で元に戻ろうとすることができる。

自分が外的抑圧になってないか?

親は火に油を注ぐことをしてしまいがち。

 

親は子供のためにいろいろしてきたと思っているが

子供にとっては何もしてくれてないと感じることもある。

子どもにとって親が何かしてくれるというのは、モノやおカネではなく

一緒にいてくれたとか、大事な時に「うん」と言ってくれたとか。

 

イライラしたり必要以上に叱ってしまうときは

お母さんがどっか不安になっているとき。

 

期待値の方が高くて、そのスタンダードと比べてみている。

期待値ばかりに目が言って、その子のありのままの姿を見ていない。

 

子どもに説教する前に5秒まつ。

親は子供より経験もあるため、いくらでも説教できるけど

正しいことを立て続けにいうと人間は動けなくなる。

冷たい目で見られて、正しいことばかり言われたらたまらない。

待つより、指導・助言する立場の方が楽だから、正しいことをぱっと言ってしまう。

 

子どもを監視する方に大人のエネルギーが集中している。

広い意味での遊びを大人がやりだして、自分の世界を持っているかどうかは子供の心が育っていくうえで大きい。

 

不登校で3年おくれても、他の人が80歳で死んで、自分は83歳まで生きれば

オアイコでしょ、くらいの気持ちで。

 

親がした経験なんてほとんど役に立たないくらい世の中が変わっている。

「今の子は恵まれている」というけどそんなことはない。

今はみんなそれなりにお金持ちになっているから。

 

問題が起こっているんだから、何かしなければ話にならない。

どこをどう反省しどう変わっていくか

それを一人で考えるのはしんどいから、専門家。

 

夫婦でも本気で話して、希望を捨てずに子供のそばに

 

なんとかしようと焦ったら結局長引く

4年5年学校を休んだって大丈夫。あなたの考えていることをゆっくりやっていったらいいんだ、っていう人がそばにいると子供はそこから立ち直ってくる。